私の愛読書

こんにちは、Keeyです。皆さんは、アンネ・フランクの「アンネの日記」と言う作品を知っていますか?
これは、著者であるアンネが、自分の誕生日を迎えてから隠れ家生活に入った後の約2年間の日々を日記にしたものです。
ここでは様々な出来事が勃発します。内容を手短に言うと、新たに加わる4人の同居人(うち3人は家族)や一家の潜伏を陰で支えるオフィスの4人、そして日記上で描かれるアンネとペーターの恋愛にマルゴー(アンネの姉)が加わった三角関係・・・などなど。
更にこの中には、アンネ自身の友達の事、自分の家族についてや母親に対する辛辣な思い、己の好き嫌いや男女の性の事などもちゃんと書かれており、彼女がどれだけはっきりとした性格なのかを知ることができます。
ちなみに、アンネを含めた全員は、皆ユダヤ人です。戦時の話なので、この頃はナチスと言う革命が起こり、ヒトラーがユダヤ人の大虐殺を行っていた時代で、当時は強制収容所も沢山ありました。
隠れ家生活をゲシュタポ(秘密警察)に知られた直後、一家はそれぞれ収容所に送られ離れ離れになり、アンネはそこでチフス(伝染病の一つ)に侵され15歳の生涯を閉じるのですが、あまりにも過酷過ぎると思いましたね。
もし、彼女がたとえユダヤ人であっても、運良く見つからずに収容所に移送されなければ、今頃は裕福に暮らせたのではないかと思います。
本当に悲しい宿命です。逆に、私はヒトラーが憎いと感じました。
「酷い!!」って、腸が煮えくり返った状態でした。アンネ曰く、暗殺計画も密かに立てられていたそうなので、きっとヒトラーを憎んだ庶民は結構いたと思います。私がもしもこの時代に生まれていたら、絶対に、いや、完全に憎んでましたね。
何か、みんなを集めてデモを起こしてやろうかと思いましたよ(笑)。それか、署名運動をするとか。
よくTVで政治家の人なんかが背いた事をすると、決まって庶民はデモや署名運動を起こしますからね。ブーイングを飛ばしつつ。
と言う訳で、この作品は私の愛読書であり、自分にとっての一番のバイブルでもあるんです。何度も飽きるほど読んでるのに、何か思い立った事があると、やはりこの本を手に取って読み返します。忘れかけていた何かを、思い出させてくれそうな効果があると、私はそう思うんですね。皆さんも興味があったら、是非読んでみて下さい。オススメですよ。
所々笑える部分もあるので。では、話は終わりです。それでは、また。

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