夏の思い出

何もない、ただ水平線から日が出たり、沈んだりするのをみてみたいねと友達と、話が盛り上がり、北海道に旅行したことがあります。それだけなら、北海道でなくてもよかったのですが、色々ほかの理由もあって、「北海道?いいね」と答えました。ほかの理由というのは、会社の研修で、横浜に来ていて知り合った友達が札幌に住んでいて、どんな暮らしをしているか興味があったことでした。一緒に旅行した友達は、今付き合ってる友達が、稚内付近を、一人旅していて、自分も親と富良野でラベンダー畑を自転車で走ったり、知床半島を一人旅したとかいうことで、その経験を生かして、旅行の行程を地図を見ながら一緒に考えたいねということで提案したい、という趣旨でした。
夕日を見たいねということで、島だから、見やすいのではと、利尻島にいこう、ということになりました。稚内からフェリーで行きました。日の入りの時間を、今のようにiphoneなどなかったので、調べていかなかったので、大体こんな時間、というのをユースホステルのスタッフに聴いて、その日の自転車散策で地図を見てここなら見れるかもというスポットを洗い出し、あまり時間がなくぎりぎりだったけど、夕日を見ることができました。今のように便利なのはいいことだと思いますが、ドキドキしたり、苦労した分とっても感動的でした。
その後、礼文島にも行き、そこからフェリーで稚内に戻り、そこからレンタカーを借り、浜頓別という所で一泊しました。浜頓別は、その当時電車が廃止され、電車が通っていた時点では栄えていたのかなと思わせる、まったりと時間が流れる所でした。ユースホステルではなく普通の旅館に泊まったので、夕飯に毛ガニが丸ごとでました。でも、旅館の仲居さんは、カニは食べるのが面倒くさいから、私はめったに食べないと言われ、あまりいいい気分で過ごせた訳ではありませんでした。それは旅館をあっせんしてくれた観光協会の人に、朝何時ごろ起きれば朝日が昇るのを見れますかと、東京からわざわざ来て他のことに興味がないのはおかしいと思われたからかなとその時感じました。そこで一緒にいた友達とうまくいかないね、と話し、またその時に私はこの後、飛行機で帰るから千歳空港に行くけど、実はその前に札幌に寄るの、支笏湖という札幌から近いユースホステルに行く訳だけど、そこに友達が車で来てくれるの、自由行動にしましょと話して、一緒にいた友達を本当に気分悪くさせてしまい、悪かったなと思います。ただ、出かけるときは一緒に札幌に行こうと誘おうと私は計画していました。実は礼文島にいたときに民宿で、知り合った友達の争奪戦があり、一緒にいた友達も付き合ってる友達がいるのに…と思い、ちょっと喧嘩しようかなという気分になったことで、一緒に行こうと誘わなかった訳です。その後、札幌から高速道路を使い、北海道の南の果て地球岬というところに車で行きました。一緒にいた友達も支笏湖のユースホステルのイベントに参加し満喫したと、いってたのでほっとしました。支笏湖というのは屯田兵の時代、しこつというアイヌ語で、こつに、骨というセンスない観光から程遠い名前がついていて、大変だったと、ユースホステスの方がいっていました。

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