万葉集についての続き

先日書いた、Excelで横軸を平仮名、縦軸に万葉仮名、万葉仮名の個数をcounta関数、個々の数の集計をcount関数で集計するという作業を始めたのですが、そうやっているうちに、というかそれをしなかったら気づかないというのもおかしい話かもしれませんが、自分が思っていなかったことがわかりました。
例えば万葉仮名「此」は「これ」と平仮名では2文字でしか、解釈できない使い方が、他にもかなりの頻度であることです。こういうことが変体仮名を経て平仮名になって行く時どう淘汰されていったのかとういうことを調べる必要があります。
また、万葉集と変体仮名の作られた年代を大雑把に西暦700年代というのではなく、もっと細かく調べる必要があります。私は、奈良時代が終わり、平安時代がはじまった、「鳴くようぐいす平安京」794年以前という基準しか頭になかったのですが、それを調べる必要があります。
もちろん前書きに書いてあったように、今ある資料で万葉集の成立ははっきりしていないそうで、巻によっても違うしはっきりとしたことは言えないのですが。

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