万葉仮名について

なかなかブログを更新できませんでした。失礼いたしました。

前回、前々回のブログで書いたとき万葉仮名について、色々気になる点を上げましたが、ネットのヤフー知恵袋に頼ると、解決への糸口が見えてきました。

まず、ひらがなで2文字のものが、此(これ)のような表記になっているというのは変体仮名としてひらがなが成立していく時点で消えて行ってしまった万葉仮名の例なのではないかということです。
また、例えば、「れ」というのは「礼」の変体仮名を経て、ひらがなになったわけで、2文字のものは1文字になっていったわけです。

また、私が勝手に万葉仮名は漢字の音読みのみ使われている、時代的にも、それしかありえないと思っていましたが、漢字の音訓読み、両方を使って、それでいて、漢字の意味を考慮せず使われているのが万葉仮名だという見解がヤフー知恵袋のベストアンサーに選ばれていました。古代日本人は私が思うよりもっとしたたかだったんだな、と思います。

まあ、このブログで書いてきたことは、登山とヘリコプターのような結果なのですが、万葉集の中の歌の意味についても、読んでいきたいし、消えていった万葉仮名のバラエティーも面白いのではと思うので、続けて万葉集を読み、ブログを書いていきたいと思います。

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