平賀源内と鰻

こんにちは、Keeyです。来週の月曜日(7/22)は、土用の丑の日です。
“土用の丑”と言えば、鰻(うなぎ)を食べて夏バテを解消する、と言うのが習わしですが、この行事が始まったのは江戸時代からだそうです。その時代に存在し、蘭学者として活躍していた平賀源内が発祥の原点とも言われています。
(蘭学者の“蘭学”とは、オランダを通じて日本に入ってきたヨーロッパの学術・文化・技術の総称のこと)
平賀源内って、すごい人物なんですよ。
蘭学者の他に、本草学者、地質学者、医者など、そして時には戯作者、浄瑠璃作者、俳人、発明家にとマルチに活躍していた、江戸では名を馳せるほどの有名な偉人だったんですって。
エレキテルを発明した事でもお馴染みです。
(“エレキテル”と言うのは摩擦起電器のことで、オランダ語(ラテン語)のelektriciteit(電気、電流)がなまったもの。静電気の発生装置でもあり、源内は「ゐれきせゑりていと」と表記している)
実を言うと、私は昨日の時点まで本人の存在や偉大さを、全く知らなかったんですよ。
そしたら、一昨日たまたま観ていたあるTVのクイズ番組で彼の事が取り上げられていて、それから「こう言う人物もいたんだ」と知るようになりました。
で、何故鰻が源内に結びついたかと言うと、こう言う逸話があります。
ある夏の日、鰻の蒲焼がなかなか売れずに困っていた鰻屋の店主が、源内に何とかしてほしいとアイディアを依頼します。それを引き受けた源内は、「“う”のつく食べ物を食すると、縁起が良い」と言った語呂合せを考え、店の前に看板を置かせました。すると、それを見た江戸っ子達は看板に目が止まり、かくして鰻屋は大繁盛となったそうです。
以来、土用の丑+鰻=平賀源内となったのだとか。
鰻の蒲焼は美味しいですよね~。甘ダレが滲み込んでて、特に脂が乗っているともっと美味しい。
たまに路地裏の店で焼かれていることがありますが、私、そこを通り過ぎると匂いに釣られてか、必ず足を止めますもん。いい匂い故、我慢できないようです(笑)。まるで犬みたい(笑)。
でも聞いた話によると、今年は鰻は高騰みたいですよ。サンマも高いらしいです。
鰻重は高価な食べ物ですから、余程お金に余裕がないと食べられませんからね・・・。
しかし、鰻重ってご飯と蒲焼だけと言うシンプルな食べ物なのに、どうしてあんなに高いんでしょうね???
前々から思ってたんですけど・・・。不思議というか謎というか・・・。
まさに、英語で言うミステリーですね。
そんな鰻にも相性の悪いものがあります。それは、梅干しです。
既にご存知だと思いますが、食べ合せが悪いので、皆さん気を付けて下さい!
一緒に食べてはダメですよ!!

“鰻”と聞いてふと思いついたのが、静岡名物のうなぎパイ(爆笑)。
うなぎパイも美味しいですよね~。こっちも捨てがたい(笑)。
でもこれ、現地に行かないと購入できないんですよね。
急に食べたくなってきた・・・誰か買って来て~www

では、今日はここまで。See you~(^-^)ノ〃

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