2017新春のごあいさつ

あけましておめでとうございます。

去年の年末から今年にかけて、連休が続きましたね。去年は天皇誕生日の祝日、その次の日のクリスマスイブが土曜日、クリスマスが日曜日の3連休で、続けて、大晦日が土曜日で、今年のお正月は日曜日で振替休日が2日の3連休でしたね。皆さんどんな風にお過ごしなられたでしょうか。休みといっても、土曜日休みでない方やシフトで働いている方もいらっしゃると思いますが。

今日は暦について考えてみたいと思います。

お正月は別として、お彼岸やお盆は旧暦でというのにこだわる人は、結構いらっしゃると思います。ネットで調べてみても旧暦と今の暦の両方が載っているサイトがあります。しかし、旧暦は今の暦に併せてのっているだけで、日付のつじつまがあっているのは、今の暦という表記方法でした。

日本人は中国の影響から、太陰暦、つまり月の満ち欠けで、江戸時代までは、暦を作ってきました。しかし、地球は太陽の周りを回っているのに、地球の周りを回っている月の満ち欠けで暦を作ると誤差が生じるのは当たり前です。日本人は中国の影響を受けなくなってからも、何年かに一度閏月を作ったり、閏日を作ったり色々工夫したようですが、誤差が生じたままだったと思われます。日本人は、竹取物語の時代(平安時代)、月に人が住んでいるのではと思っていたと思われますが、現代の日本人とはまたぜんぜん違う世界観を持っていたのではないかと思われます。中国人がどう思っていたかというのは浅学にしてわかりません。

テレビのニュースで、今の中国人は旧正月の二月を本来の正月として大切にしているということをたまたま知りました。中国は、四大文明の頃から、中華思想があります。誤差があって、仕方ないのは分かるけど、自分の国の文化を誇りに思う気持ちが強いことが分かります。

西洋では、太陽暦、これは人類の最初の文明、四大文明のエジプト文明から使われています。もっと後になって、イギリスが7つの海を制覇して、一日の時間を標準時間を決めました。グリニッジというロンドン郊外の町に基準を定めたものですが、この暦だって、4年に1度閏年で1日多くしてるじゃないのという話になります。でもそれは円というものが、今は学校では円周率3と教えているそうですが、コンピュータがものすごい細かい計算をしてくれるようになったから人間は細かくなくていいようになっただけで、本来、日付は地球が太陽を回る軌道が円なのだから、誤差が出ることになります。

また彼岸の中日が春分の日、秋分の日ですが、計算しても、地球は丸くないのだから、あまり意味がないということになります。

 

 

 

 

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