学校の授業について

私は中学校の国語の教員免許を取るために、教育実習に行ったことがあります。20年以上昔の話ですが。私は子供に大人の価値観を押し付けることに抵抗がありました。現代国語の授業は明治以降の小説や評論や詩を読ませ、問いと答えを黒板に書き、それを子供がノートに写し、それを覚えてテストを行うということが行われていました。それは今もそうなのか、子供を育てて学校に通わせるということをしていないので分からないのですが、人はそれぞれ違うのだから、どう思うかということを押し付けるのはいかがなものかと思ってしまいます。

押し付けてもいい人間としての最低限の価値観はを教えるのは、道徳の授業で行えば充分なのではないかと思います。

ただ、中学生にもなれば、子供も自我というか、主体性を持つようになり、国語の授業で習ったことを全て鵜呑みにするのではなく、感想文を書く授業などもあり、そういうことを通して自分なりの解釈や考え方を持つようになるのではないかと今は思っています。

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