先日、グラフィックスキル講座で話を聞いて感じたことを書こうと思います。
コンピュータのハードの部分というのは黒白の2進法で、ソフトの部分は5本指、2つの手を持つ10進法の人間に使いやすいように工夫する人がコンピュータのソフトを開発している人で、ということまでは今までの自分の知識だったのですが、今回グラフィックスキル講座で、文字のフォントは、一文字一文字、というより、一文字の一つの線、一つの点が、手作りということを学びました。ハードのメモリが改良され、ギガバイト当たり前という時代になって、それに従ってソフトも改良され、細かく、自分なりの文字を作るようになったと思います。私は想像力が足りなくて今まで気が付きませんでした。
少し話が飛び、話題が違うかもしれませんが、日本人は印刷という発想が昔なくて、前このブログで触れたように、変体仮名を文字を残す手段として持っていて、一文字一文字書き写していました。だから、系統によって中身が違っていたり、中身の一部分がある写本とない写本があったりしました。変体仮名の文字も元の漢字が複数ありました。それを読んだり、書いたりできるようになるためには、形の暗記ではなく、どんなバランスで書いていったか、どんな書き順で書いているか、方眼紙の上で一つ一つ観察する、つまり、その形を数字に置き換えてみる必要があると感じます。
それが、年賀状印刷ソフト、スマホのフォントを作るとき必要だったと考えられます。文系と理系の融合で、子孫に伝えていくべき、大切な文明の利器になった訳だと思います。
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