数字には二つの面があるのでは

数字は文字と違い2つの面があると思います。
前このブログで書いたのですが、今日本人は数字に囲まれて暮らしていますが、数字と言ったら、どんどん動くもので、生き生きしているものだと思います。
しかし別の面もあって、例えば、誕生日といったら、役所、つまり律令国家としての国(自分の国)に残すために記録してもらうように、税金を払う代わりに、頼む数字です。
日本はそういう仕組みが、お米で、税金を納めることができるようにと、大和朝廷が中国との朝貢貿易をやめた、つまり中国の属国から自立した国家としての成立からありました。それが律令国家の成立という、日本人が編み出した他のアジアの国にないすごい仕組みだと思います。
話を数字に戻すと、数字は、本来、そんな固定されたものではなく、例えば素数というものは、2と3、それと2の倍数と3の倍数に該当しないものというように、数字というのは色々なアレンジができるような性質を持っていると思います。 
算数、数学で、問題と答えを照らし合わせて、こう考えたからこういう結果になったのではという推察をしてしまうと、数字の面白さが分からなくなってしまいます。
私は今、数学に接するのはテレビの放送大学ですが、ちょっとやめています。テレビで流れているのは問題と答えだからです。本来テキストを買って自分で解いて、答え合わせとして見ないといけないですね。

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