時間について

その人の人生観によって違うし、年齢によってもまったく異なると思うのですが、時間は限りなくあると思っているか、限りがあると思っているか、どちらを感じているか、それはその人の生き方を決める大きな要素だと思います。
私の場合は、ここ2年ぐらいから時間について考えるようになりました。
きっかけは「終の住処」という芥川賞の小説を読んだことです。書いた方は作家特有の性格に癖がある人ではなく、単純に、小説にできるくらい考えが深いと感じました。時間を大切にしているかというと、私はそうでもない人だと感じました。幸せというのは人によって感じ方が違うと思うのですが、主人公は、私はそんな生き方はしたくないと感じさせる人でした。
書いた方は、磯崎憲一郎という人ですが、ただ考えが深く小説にしたという一点で尊敬してしまいました。
私にとって、時間はとても大切なものだと改めて感じました。

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