明治時代と平成時代の日本人のあり方、そしてその後の時代の日本人のあり方は??

平成という年号が終わることが決まりました。私はそんなことあまり気にせず、例えば西暦で数えたら影響はないし、と考えてしまいます。しかし、売っているものの数字に目が行くようになるのではないか思います。食品の賞味期限の表示の仕方、例えば03,01,01と書いてあったら、新しい年号の3年1月1日かなという感じです。西暦下2桁20と新しい元号の始まる年1は、混乱はないと思います。ただ、昔買った缶詰の使い終わった缶が残っていたとして、最初のところに03と書いてあったら、どっちの年号で書いたものか、2003年か何とか3年どちらかというのは分からないな、とか。そういうことは感じるかなと思います。大勢に影響はないと思います。
しかし、それは当事者だからわからないだけで、明治維新の時のように、アベノミクス後、日本はそうやってまた新しい時代の節目を迎えるのだと思います。明治時代、外来の文化の流入がどっと来て、食べ物、飲み物、絵画の趣味が変わり、昔からの文化が軽んじられた時代があったといいます。
といっても、外来の文化は、庶民にとって高価なもので、ビールは1本、今の円の価値で計算すると3000円したそうです。ちょっとびっくりしました。計算方法は当時の掛けそば20杯分というのだから、掛けそばは今の円に換算し、150円だったと。今は掛けそばの値段と、缶ビールの値段はそんなに違わないから、文化と経済の関係って面白いと思いました。
現代、ご飯を食べなくなったということはないけど、お米もせんべいなどには、アメリカや中国のものが多く出回り、国産米の中でも震災の影響で東日本のお米は余り人気ないとか、後の人が今の時代を振り返ったらどう思うだろうと思います。そういう事情を何らかの形で、残しておかないといけないと思います。

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