天気について

農業において、天気はとても影響があります。
日本では、江戸時代は、米を作り、それで農民は税を収めていたのですから、その頃の方が、今より、人の暮らしを大きく左右していました。今は、もし天気が悪くて農業に影響があったとしたら、もともと輸入したりしているのだから、それを増やすとか、輸入に向いてない野菜は値段を上げたりして調節しています。
宮沢賢治という人の童話を学校の国語の教科書で習った人は今居るかどうか定かではないですが、私は「グスコーブドリの伝記」という童話を面白いと思った記憶があります。それは農業していく中で、天気を人間が調節できるように、皆の食べ物をたくさん作り、飢えのない世界をつくるため、人々が火山の力を借りて、そういう仕組みを作る、その最終段階でグスコーブドリという人が犠牲になるという話です。ほんの一昔前は、日本は食べ物がなくて大変だったけれど、今は自然の脅威におびえることはだいぶ減ったと思われます。だけど地球温暖化という問題が起きてきてしまって、宮沢賢治はだいぶ時代遅れの存在になってしまっています。
また、小学校の先生は、火山で、天気を調節できるという発想は少し空想が過ぎる、いかがなものかと、言っていました。
ただ、今、戦後日本が民主主義になって、どんな人にも権利があると言う時代になったので、先生はそういうことを言ったのかなという可能性もあります。
農業のことを抜きにしても、人間と太陽の関係は今の日本で重大問題です。天気予報で、洗濯物が乾くかどうか、というのは、人々の関心を集めています。また、プロ野球のドームも西武球場のような普通の芝生の方が人工芝ではない方がいいということになって、雨が降ればチケットを払い戻したりしている訳です。スポーツは娯楽だから普段の生活にそれほど影響があるわけではありませんが。
できるだけ電気の使用量を減らし、危ない原子力発電や地球温暖化に影響する火力発電を減らしたいから、家のアンペアを減らす試みをしているという人が雑誌に投稿しているのを読みましたが、そうじゃなくて、今は、太陽光発電はインドなどでは、盛んだし、日本でもこれから家を作る人はつける人が多いと言いますから、変わっていくのかもしれません。

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